「あぃうえお」ツーリング!一覧

あぃうえお その1

ある日手術が必要だと言われ、それに伴い入院を余儀なくされた。
しかし過ぎてしまえば、それはあっという間の出来事で、毎年繰り返される数ヶ月の冬眠期間とは比べものにもならなかった。
なのに退院後これはリハビリの一環なんだと自分へ言い聞かせてセローに跨ってみると、とても懐かしい感覚に包まれる。
けれどいざセローを走らせてみると、傷口は少しチクチクするものの具合が悪くなることもなく、
やはり元気が何よりだと心底思えたのでリハビリツーリングは上々のまま終わったことになる。
ただ一つ残念なことは、すでに平成最後の夏が終わってしまっていたことであろう・・・。

ツーリングと言ってはいるが、ただ単にセローで買い物へ出掛けただけであり、行き先は隣の滝川市。
美味いたい焼きが食べたいと、わざわざやって来たのだが残念なことにお店は臨時休業だったりする(涙)。
で、突然立ち寄ることにした滝川スカイパーク。解りやすく言うと、たい焼き屋さんから近い場所にあったのだ。

駐車場には抹消された自動車が数台並び、きっとこれはグライダーを引っ張るためのものだと思われます。

もしかする不審者かと様子を見に来た訳じゃないと思いますが、
入場は無料ですから、どうぞどうぞとスタッフの方に声を掛けられました。

展示されているグライダーの見学は自由に出来るそうで、せっかくなので見せて頂きます。

大小合わせて二十数機くらいが展示されていたでしょうか。
自宅から数十分の近距離にこんな施設があったなんて、全然知りませんでした。

パネルに書かれた説明から、どうして飛行機が空を飛べるのかを学習。
子供達にも解り易い説明文ですから、さすがのオレでも何となくですが理解出来ました(笑)。

もちろん有料ですが、ここではグライダーに乗ることが出来ます。
いかがですか?とこれまた声を掛けられましたが病み上がりなので止めておきますと本心で答えると、
どこから見ても健康そうな中年ライダーのイケてない冗談だと受け取られたみたいです(汗)。
ほどなく着陸したグライダーは停止後ゆっくり左に傾き・・・なるほどそういうことですね。
展示されていたグライダーも全て傾いていましたものね。

着陸したグライダーの反対側には待機中の飛行機が一台。
プロペラが付いていたり、自立していたりと、もしかしてこれはグライダーとは違うタイプなのかなと眺めています。
病み上がりの体調はさておき実は空中散歩がとても気になっていまして、生来の高所恐怖症がなければ乗っていたと思います。
まあ今回は仕方ない。空中散歩は次回の楽しみに取っておくとします(笑)。

滝川スカイパーク。近くにこんな穴場があったなんて・・・。
さて、今日のリハビリツーリングはこれくらいにておくとしましょうか。
しばらくは「あぃうえお」なツーリングとなりそうですが、自由に食は楽しめないものの、きっと何とかなる筈です(笑)。

2018年10月15日

あぃうえお その2

大袈裟な言い回しだが社会復帰目指し療養という名の時間潰しに朝からぼんやり過ごしていると、
今年のひまわりはどうなのだろうと気になり出し、仕舞には気になって仕方なくなった。
まあ北竜はすぐそこだし、そしてこれは散歩程度の外出だから間違いなくリハビリの一環だろうとセロー出動です(笑)。

北竜のひまわりの里へやって来てみると、ひまわりの多くがこのような表情をしていて、険しかったり怒っていたりで何だか怖い(汗)。

こういうひまわり畑もネタではあるなと、写真を撮っていると中には変わり者もいるらしく、一本だけ妙に元気な奴を見付けました。
荒涼とした中に希望を与えるように力強く咲く一本のひまわり・・・しかし明らかに浮いています(笑)。

せっかくなので少し遠回りをしてJR札沼線新十津川駅。

画像の通り、そういうことなのです。最近はより現実的に廃線の話題を耳に、目にします。

週末はもちろん、近頃は平日でもここを訪れる鉄道ファンが多いみたいですが、駅長犬LALAは引退したのですね・・・。

平日なのに驚くくらいの人々が列車から降りてきまして、正直マジか!と思わず言葉に出ました。
写真の撮るタイミングが悪いのですが、こんな数じゃありません。3~4倍以上だったと思われます。
出迎えている園児や先生方も大変そうでした。

これが本日の最終列車。色白でなかなか男前の電車じゃないですか(笑)!?

繰り返しになりますが写真を撮るタイミングのせいであり、この後大勢の鉄道ファンが窓口に列を成しました。
もちろん硬券の記念入場券はオレも買いましたよ(笑)。

線路を塞ぐようにセローを停めていますが、すでに最終列車は駅を出発していまして、
それに関係なく通常はここまで電車は来ませんので危険な行為をしている訳ではないので、あしからず。
線路の末端、電車を止めるそれが随分とアパートに近いんだな・・・という一枚です。

新十津川から橋を越えて滝川市。川の科学館に寄り道です。

まるで小学生のように少しだけ川に関する勉強をしまして、その結果かなり利口になれた気がします(笑)。

そんな勉学のご褒美はここ。昨日食べられなかった美味しいたい焼きをいただきます。

今は個人的にいろいろと制限もあるものですから、今日食するのはこのたい焼き一つ。
とても申し訳なさそうに「たい焼き一つだけ良いですか?」と注文し外で食べようとしていると、
どうぞ中で!と、こんな感じでお茶まで入れてくれまして、あまりの予想外の応対にすっかり恐縮してしまいました。
元々は文房具屋さんだった店舗で営業しているたい焼き屋さん「たつみ商店」。
美味しいたい焼きは1個100円であり、季節限定の変わりダネのたい焼きもお勧めだったりするのです!

2018年10月21日

あぃうえお その3

大分良くなってきたと思う。
いや、もしかすると病人という境遇に慣れただけかもしれない。
どうあれ天気も良いし、じっとしているのも暇なので消化器系の病人へ推奨されていたうどんを食べに行くことにした。
ということは This is 紛れもなくツーリングなのである(笑)。
走り出してアバウト20分後。いつもの新城峠にセローを停めてみた。

やって来たのは自宅からセローで30分の距離となる芦別市。
ここ「きんたろう」でがたたんうどんをいただくことにしたのです。

あつあつで出された「がたたんうどん」690円也。
メニューによると一番オリジナルのがたたんに近いということだ。
温泉玉子を絡めていただくがたたんうどんは美味なのであるが、いかんせん病み上がりのオレには量が多すぎる。
一応、注文の際にうどんの量を調整出来るか尋ねてみたが出来ないとの事でした。
あっさり中華スープ風で美味しいがたたん。
もちろんうどんとはベストマッチなのだが、残念ながら今回は完食出来ずに残してしまいました(汗)。

最近お気に入りの芦別温泉スターライトホテル。
もちろんお気に入りとは温泉の事なのであるが、お湯はもちろん休憩スペースも気に入っている。
もし、もっと自宅から近い距離にあったなら、かなりの頻度で利用していると思います。

関係者のものだろう車が数台止まっていましたが、今日のカナディアンワールドも無人のように静まり返っていました。

AKABIRAベースでシューアイスを食べようと赤平へ回り立ち寄ったのですが、本日は機械の故障で販売中止。

なので、仕方なくかき氷をいただきました。
久々の練乳掛けのイチゴかき氷。キーンとならずに食べられて何よりでした(笑)。

お盆も過ぎてしまいましたが家でゴロゴロしてばかりいるので、いつもよりは手を合わせていると思います。
そんな訳で少しばかり仏壇には派手かと思われますが花を買って帰ったのでした。

2018年10月28日

あぃうえお その4

自宅から30分ほどの距離にある石狩沼田へ向かう。
手前となる秩父別から沼田へは雨竜川を渡ることになる。
JR留萌本線の雨竜川橋梁。セローを土手へ乗り入れ思わず間近から見てしまったが、我ながらさすがにマニアックである(笑)。

沼田町内へ入るとこんな感じで幟が風に舞っていた。
そう、今日は北海道三大あんどん祭りの一つに数えられる夜高あんどん祭りなのである。

祭りの準備真っ只中だと思われる沼田町夜高会館のシャッターが開いていたので、セローを停めて中を覗いてみた。

祭り当日ですから会館の中は張り詰めたような緊張感が漂っています。
ということで、ひょっこり現れたライダーなどに構っている余裕はないのです。
そばにいた人に尋ねると見学も撮影もOKだと言ってくれたので、とりあえず数枚写真を撮って、さっさと退散しました。
さて、行灯ですから祭りは夜がメインとなります。一旦自宅へ戻って車で出直すとしましょうか・・・。

車で道々を走り沼田へ向かう。さすがに沼田周辺は交通量が多い気がします。
やって来た町内では誘導に従い用意された無料駐車場に車を停め、歩いて会場へと向かいました。
残念ながら今年は雨模様。あんどんには透明なシートが掛けられていましたが、大丈夫いつもと変わらず大いに盛り上がっています(笑)。

雨よ降るな!と言わんばかりに熱唱される夜高節・・・よいやさー!

時折ポツポツと雨が降り傘を手放せない天候ですが、何せ祭りを楽しむ人々の群れは半端じゃありません(汗)。

笛や太鼓の囃子に夜高節。それに合わせてあんどんの周りを若者たちが踊り跳ねています。

時間になると、割り当てられた会場で巨大な山車同士のぶつかり合いが始まります。
祭りのピークですから、この時はそれを観ようと押し寄せる人々にほとんど身動きも出来ません(汗)。
ギャラリーの頭越しに背伸びをして見るのが精一杯で、ポイントを選んだり、カメラを構えたり・・・そんな自由はないのです!

今回は酒を飲むことも、何かを食べることもなく、ただひたすらあんどんに見入る大勢の人々に押され揉まれています(笑)。
8月最後の金・土曜日に開催される沼田あんどん祭り。
その迫力は5トンもあるという重量からでしょうか?山車の激しいぶつかり合いには思わず圧倒されてしまいます。
楽し気だったり、陽気だったり、酔っ払いもいれば素面の人も大勢います。
そんな人々に囲まれて祭りはまだまだ賑やかに続きますが、あまりの人ごみに疲れてきたので帰るとします。
少し離れた駐車場へと夜道を歩き、賑やかな会場から遠ざかるのを確かめるように時折後ろを振り返ってみます。
夜高あんどん祭りは夏の終わりというか、秋を迎えるタイミングのようで、祭りの後は特にもの悲しく感じてしまいます。
いつの間にか過ぎていった平成最後の夏。感じるものは同じなのかもしれません。

2018年11月06日

あぃうえお その5

旧三井芦別鉄道炭山川橋梁は芦別を代表する炭鉱遺産であり、国の登録有形文化財となっている。
橋長は94mあり、鋼製6連プレートガーター桁橋。橋脚は高いところでは30mもあるそうだ。
以上のようなことを最近知り、「展示」されているディーゼル機関車の謎がやっと解け、ほっとしている次第である(笑)。

芦別市頼城にある坑夫の像。元々は西芦別町に置かれていた像なのですが老朽化が激しくここに複製が建立されたそうです。
今のところ旧三井芦別炭坑関連跡を巡るツーリングみたいですが、実はそんな予定ではありません・・・たまたまです(笑)。

昔は炭坑で大いに栄え、それなりに賑わっていただろう小さな町の、商店だったと思われる建物の前に咲いていた朝顔。
この路地に今も立ち並ぶ数件の建物は全てお店だったのだろうが、今は一軒も営業していない。
午前の早い時間ではあるが人影も全くなく、散歩を楽しむ猫もいない。
紫色した朝顔を眺めながら景気の良かった頃を想像してみるが、思い浮かぶのは白黒の昭和時代ばかりだった。

国道452号線を桂沢湖へ向け疾走り、セローを停めた三段滝。

この時は水量が多く、その激流は三段の奇岩で豪快に白い飛沫を上げながら轟音を放っていた。

桂沢湖にある公園のトイレで小用を足し再び目的地へと向かう。
それにしても随分と背筋のピンとした恐竜だな(笑)。

幾春別・奔別の旧住友奔別炭坑立坑。ここはかつて東洋一の立坑だったのです。
まずの目的は早めの昼飯。美味いお蕎麦をここ幾春別でいただきます。

幾春別の更科食堂。
グルメサイトでは見掛けるが、バイク雑誌での紹介記事は見た記憶がない。
それに何といっても、あのツーリングマップルにもこのお店の情報は掲載されていないので、是非食べてみて下さい(笑)!
オレが行く店としては珍しくライダーの少ないお店だと思われます。
創業は大正14年。改築・改装はされているのでしょうが、レトロチックな建物も個人的には気に入っています。
もちろん、お蕎麦も美味しいのです。

狙ったように(狙ったのですが)開店と同時に入店して席に付き注文客の二番目となりました。
間違いなく12時前には混み出す筈です・・・。

本日食したはもりそば500円也。
美味いだけではない。安くて美味いという、お勧めの食堂です。
おかげさまで病み上がりのオレにも何とか完食出来そうなお蕎麦。
ちなみに予想外に美味いと噂を聞いたので次回はラーメンを食べてみようと思っています(笑)。

食後にやって来た2017年のツーリングマップルの表紙に使われた旧JR幌内線唐松駅。
「からまつえき」ではなく「とうまつえき」と読む。

廃駅となったのは約30年前。まだ勤めていますが、それは昭和62年オレが入社後2週間の出来事だったみたいです。

駅舎は開拓農家のような建物で珍しい造りとなっている。
たしかに屋根の形が駅舎らしくないですね。

ここまで来たならついでなので、セローを走らせやって来た旧国鉄万字線朝日駅。

今ここは万字線鉄道公園となっていて、B20型蒸気機関車1号機が展示されています。

そろそろ帰ろうかと当てもなく帰路ツーリングの開始。
走っていた道々38号線沿いにポンネ湯という冷泉を発見しました。

その昔はここに入浴施設もあったみたいだが、今は取水所としてだけ利用されているみたいです。
説明書きによると浴槽にポリタンク1個18ℓを入れるだけでポカポカ温泉になるそうです。
ポリタンク一つくらいなら積んで積めないことはないのですが今日は止めておきます(笑)。

壁に貼られていた3年前の新聞の切り抜き。「老朽化」「修繕費」「存続」・・・運営する方々は本当に大変なんだろうなと思います。
いつか車で来る機会があれば、ポリタンクをいくつか持参して必ず協力金カンパしますからね(笑)。

三笠からR12を北上して自宅を目指します。そろそろ小腹も空いてきたので本日最後の寄り道。
最近すっかり間食にハマっていまして(間食をしなければいけない?)、特に甘いものが食べたくなります・・・。
ということで、ここ砂川の北菓楼に寄り道です。

注文したのはケーキセットで、これにコーヒーが付いて617円也。
薄汚いおっさんライダーが、しかも一人と完全アウェイで周囲からの視線も気になりますが美味しかったので良しとします(笑)。
何とかギリギリ完食しまして、ここから自宅まで30分。気を付けて帰るとします。

2018年11月19日

あぃうえお その6 培倶人ミーティング

培倶人のイベントに参加する本日。
決して体調は良好ではありませんが、これは一種のリハビリです(笑)。
夜明けと共に布団を抜け出し、さすがに近所には気を使いながらエンジンに火を入れました。
初休憩場所は早朝の輪厚SAである。

今年で5年連続となる培倶人祭り。開催地は白老である。
これが初参加となるのだが、何というかこれは無事退院出来たご褒美みたいな有り難い機会です(笑)。

前日のアテンドツアーや前夜祭を楽しんだ方々も多数いるのでしょうが、体力的なものもありまして当日のみの参加です。
余裕をもって到着は開場一時間前でしたが、すでにご覧のような順番なのでした。

開場後、受付を済ませ誘導されるままに駐車スペースへ移動。
ここは日本航空学園白老滑空場なのです。

北海道のアスファルトは緩いので、転倒防止に無料配布されていた「かまぼこ板」。
ここ数年食べていませんが、あの有名な紋別市の出塚水産製なのであります(笑)。

まだ開会前ですが、次々と続々とやって来るライダー達。
最終的にはバイク2500台。延べ4000人の来場者だったそうです。

イベントでは各メーカーの最新モデルへの試乗も可能で、試乗希望者は500円で保険を掛けなければなりません。
保険加入をリストバンドで見分ける仕組みとなっているのです。

イベントのバイク王コーナーに展示されていた、おそらくは1950年式くらいの陸王。
簡単に説明すると陸王は日本で製造されていた和製ハーレーみたいなバイクです。

60年代の生まれですから陸王はオレよりおじいちゃんという事になります。
ご覧のようにあちこち草臥れていますが、陸王とってもイケてました(笑)。

いつの間にかメインステージではトークショーが始まっていました。
うまいもん好っきゃモン!のモンちゃんこと多聞恵美さんや、ホッカイダー小原さん等がステージ上へ。

せっかくですから生モンちゃんと華さんのツーショットを一枚。

トークショーの合間にツーリングマップル北海道担当のホッカイダー小原さんと今年もワンショット(笑)。

トークショーはまだまだ続いていますが、保険へも加入したことですし試乗会へ参加。

まず列に並んでみたのがHD。
相変わらずブルブルと振動が多く、ドコドコ走るイメージでしたが、何よりも試乗コースが短くて全く物足りませんでした。
短い時間に感じた不満は乗り馴れないせいかニュートラが全く出せなかった・・・ということでしょうか(笑)。

次の試乗待ちの間に数多く出店されていたショップのテントをブラブラしてみます。

ちなみに試乗はこんな感じでコースインします。
別に緊張はしませんが、列を乱さないよう、立ゴケしないよう慎重にはなってしまいます(笑)。

再びトークショーをしばし楽しみます。

これはとある衆議院議員だった方の愛車ハーレー。
これから北海道ツーリングへ出発するそうですが、あれこれカスタムされたハーレーのタンク容量は6ℓだそうで、
なんと航続可能距離は100キロを切るそうです。
もちろん携行缶を積んでの旅なのですが、このカスタムハーレーでの北海道ツーリングは積載を含め苦労しそうですね。
果たしてどんな旅になるのか、ある意味興味津々です(笑)。

盛大なイベントですから様々な「食」も用意されていたのですが、のんびりしている内に売り切れ続出。
食事らしいものは、この白老牛スジカレー580円しか残っていませんでした。
一人前を完食する自信もなかったので、ライスを減らしてもらっての注文です。

最後の試乗は楽しみにしていたホンダ。そして試乗車で一番気になっていたのがコレです。

最後に試乗したアフリカツイン。
限定車だからなのか意外と足付きも良く、もしかしてホンダ車に乗り馴れているせいなのか、違和感なくとても快適でした。
なにより個人的感想ですが、このアフリカツインは仮面ライダーのオートバイみたいでとても格好良いです(笑)。

会場でばったり会った、とても久し振りのGL何太郎さん。
新型のGLに跨ってご満悦なのでした。

イベント終了直後にモンちゃんと一緒に写真を撮っていただきました。
色違いだけどアウトドアハットお揃いですね!と言われ、ちょっと照れている訳であります(笑)。
初参加の培倶人イベント、今日は参加出来て良かったです!

2018年11月26日

あぃうえお その7 培倶人ミーティングの続き

ミーティング終了後。本日は室蘭にホテルを予約してあります。
バイク旅は行き当たりばったりで自由な感じが格好良い…は昔の話しで、ネットでしっかり格安を押さえています(笑)。
まだ日没まで時間もあるので登別温泉へ寄り道。

登別の温泉街にはそこら中に鬼がいますが、すぐそばに地獄があるので、そういう設定なのですね…地獄には鬼なのですね。

地獄谷へはバイクで近寄れません。それでいつも愛車と共に日和山大沼湯へ向かいます。
グツグツ煮えたぎるような硫黄臭の熱湯が湧き出していて、見たことはありませんが地獄のようにもうもうと白い湯気に包まれています。

間もなく日も沈みます。
美しい俱多楽湖の畔には楽し気に戯れる若い男女の姿。
遠くに離れている二人ですが、時折風に乗って笑い声が聴こえてきます。
せっかくなのでライダーらしく静かな水面を眺めながら、しばし孤独と静寂に浸ってみましたが、
リアルに健康とか老後が気になったので、さっさとホテルへ向かうことにしました。

東室蘭。これが今夜のホテルです。
食事は消化に良さ気な何かをコンビニで買う予定。そうそうプリンは必ず買うと思います(笑)!

工業団地の夜景を観ようと白鳥大橋を行ったり来たりと夜走り。
橋の上からきれいな夜景が観えていましたが、残念なことに駐停車禁止なので写真は撮れません。
これは工業団地へ続いている道路なのだろうか、さっきから全く車も通らないので道路のど真ん中にNCを停めてみます。

振り返ると白鳥大橋が遠くに観えます。
今回も夜走りの甲斐なく夜景の画像はありませんが、そろそろホテルに戻るとしましょうか。

2018年12月01日

あぃうえお その8

ホテルでサービスのパンとコーヒーの朝食をいただき、仕上げにオレンジジュースをグラスに一杯。
そして向かったのがJR室蘭本線の母恋駅である。

駅弁母恋めしが売っていたなら昼のお弁当にしようと思っていましたが、ご覧の結果。
売り切れたというより営業していないようにも見えます。
室蘭駅等で販売されているみたいですが、そこまでの執着もないので今回は止めておきます。

朝から見本のような曇り空で、地球岬の絶景は全く期待出来そうもないのでR37を洞爺湖へと向かいます。
天気予報は広い範囲で曇りのち雨であり、一応は降らなさそうなルートをチョイスしたつもりでいる。
駐車場が営業時間前でありタダで済んだ立ち寄り先の昭和新山。

昭和新山から洞爺湖温泉までは湖を右にして向かうことになる。
温泉街にわかさいも本舗があることを思い出し、開店を待って土産を買い込みました。

公園から中島を眺めて少し休憩してみます。
地図を引っ張り出し改めて帰路コースを検討しますが、ここまで来たのですから、やはりニセコへ回ってみましょうかね…。

有珠山噴火記念公園から40分後にはJR昆布駅に到着。
奥に見えるSRは最近リターンしたという決して若くはない方の愛車。
久々のオートバイは楽しくて仕方ない!と笑顔で話していたのが印象的でした。

久し振りに立ち寄った黄金温泉。
自分もたまに読み方どっちだっけ?と思いますが、そういう方も多いのか上に小さく「こがね」とフリガナがありました(笑)。

先客が一人いましたが入って間もなく「貸し切りでどうぞ」と上がっていきました。

で、お言葉に甘えてこんな感じで写真を撮ります。
左に見える一人用の湯舟が心地良かったですね。

入浴セット並1100円也。
風呂上がりにガラスの向こうのスペースで打ったばかりの蕎麦をいただきます。
時間はまだ10時30分。腹が減ったという訳でもなく、昼飯のつもりもなく…これはおやつですかね(笑)。
蕎麦も風呂も満足のままニセコを後にして余市へ向かいます。

ニセコを出発して90分。余市のニッカウヰスキーの工場に到着です。

歩道の端っこ、ここなら邪魔にならないだろうというスペースにNCを停めて見学開始。

しかし残念なことに施設内は工事中であり、でも平日なのに観光客はやたらと多い。
そして当たり前のことですが試飲は一切出来ません、ライダーですから!空模様も気になるので早々に切り上げました。

今度は本格的に昼飯です。
しかし蕎麦からアバウト3時間。腹が減ったという感覚ではないのですが、せっかくですから行列に並んでみました。
何なんでしょう、この列に並びたいという衝動は…(笑)。

いとこ丼1350円也。普通にはとてもじゃありませんが食べられないので、半ライスの注文で120円安。
残念なことに丼まで小振りとなっていまして、そんなことはないのでしょうがイトコ達も少なかったような気がします…。
美味しかっただけに、きっと量が食べられない口惜しさからの勘違いですね(汗)。

帰り道の国道275号線。
少し前からぽつりぽつりと、今はもう本格的に降っています。
時々雨の予報は確実に外れると思われ、どんどん強くなる雨はきっと一晩降り続くに違いない。

2018年12月09日

あぃうえお その9

本日午後は名寄のショップでセローのリアタイヤを交換予定。
早めに自宅を出発し、やって来た岩尾内湖のこちら側。駐車スペースからダートへ抜けて湖畔を目指します。

ここはダムの貯水量が減る秋限定で立ち寄り可能となる、ちょっとスペシャル(?)な岩尾内湖湖畔。
ダム建設に伴い湖底に沈むことになった、かつての朝日町似狭(にさま)地区辺りなのであります。
学校はもちろん、郵便局に診療所、木工場や鉄工場、映画館や農協、旅館に食堂・・・と人口800人ほどの町だったのです。

明らかにこれは住宅跡。
こんなリアルな町跡がいつもは湖底に沈んでいます。
時代の流れに必要とされたダム建設。
住民は立ち退き集落も消え去りましたが、こうして時折ダムに沈んだ集落跡へと訪れることが可能なのです。

で、岩尾内湖を後にしまして名寄へ向かう前に昼飯をいただきます。

珍しく今日は時間に余裕があるので、わざわざ紋別へと遠回り。

やって来たのはここ、まりーさんの木。
いつもタイミングが悪くクローズばかりで本日やっと開いていました(笑)。

昼飯時なので少々混み合っていたまりーさんの木。
ここで一番人気であろうカニチャーハン950円也をオーダーし食してみましたが、 カニの身もたっぷりで味もしっかりと美味でした。
関東ナンバーのライダーがメニューも見ずにカニチャーハンを頼んでいたので、きっとライダー達にも評判の店なのでしょう。
ちなみに書き足しますが量は減らしてもらっていますのであしからず!

食後に名寄へと向かって走り、立ち寄った旧JR名寄本線上興部駅。

駅舎は今資料館として利用されています。

名寄本線が現役だった頃にも実は名寄に住んでいたのですが、残念なことに結局一度もJRを利用したことがありません。
今さらのようにセローと共に名寄へと向かう電車を見送ってみます…もちろん雰囲気だけなのですが(笑)。

2018年12月17日