気が付けば秋色の一日

「この上にある温泉に行かないすか?
一度も行った事ないんですよね」とケンが言う
「十勝岳温泉凌雲閣か・・・」
そういえば十数年前に建て直されて以降は
オレもその湯に浸かった記憶がない
凌雲閣は北海道一高所にある温泉で
その昔は混浴の露天風呂なんぞあり
鉄臭い茶濁りの湯が温泉らしく気に入っていて
たまの日帰りツーリングによく立ち寄っては
その鉄臭い湯に浸かっていたものだ
ショートツーリングを頻繁に楽しみだした
20年以上昔の話だけれどもな・・・
画像は凌雲閣へ向かう九十九折での紅葉である

水冷直四DOHCで1300ccのX4
グロスで100馬力の出力なのである
ネットで知った新型V−MAXは
排気量1700ccであり
グロス(おそらく)で200馬力なんだそうだ
なかなか格好良いじゃんとネットを覗いていたが
それにしても200馬力は凄過ぎです
オレには絶対に必要のない出力であり
間違いなく持て余す事だろう
だからお金もない事だし
しばらくX4と仲良くしていましょ(笑)

十数年前と全く変わらぬ湯
当たり前だが
それは記憶のままでありました
画像が内湯
裏画像が露天風呂である

そんな露天風呂から望む十勝岳の山々は
先程の建物裏から観るそれと比べ
より一層壮観だったりする訳で
オレは少々深い露天の湯に仁王立ちし
遠慮がちな一物を隠す事もなく
何度もシャッターを押していました(笑)

画像・裏画像共に
凌雲閣建物裏側に広がる景色である
かすかに雪化粧された十勝岳と紅葉は
思わず唸ってしまうほど見事であり
訪れていた十数人もの人々は
誰もがそれを切り取り持ち帰ろうと
懸命に何度もシャッターを切っていました

画像はオレが食した
元祖でぶや石チャンとパパイヤ鈴木に作った
でぶや特別メニュー
まるごとふらのよくばりチーズラーメン1300円也
裏画像はケンが食したチーズーラーメン1000円也
300円の違いは
炒めた富良野たまねぎと
南富良野のバタじゃがが一個
丸ごと追加されているだけの事である(涙)
それにしても
溶けたチーズは意外にも麺と相性が良い訳で・・・

夕暮れの中をオレ達は帰途へ付く
白金温泉側へ降りて美瑛へ抜けるつもりだ
この時期の夕暮れは早い時間に訪れ
そしてそこには当たり前のように
夏よりは長くて寒い闇の時間が控えている
そんな短い一時を利用して
そう、まるで刹那主義のように
まだまだ本日の旅を楽しんでやるのだ
画像は立ち寄った望岳台
処を変え十勝岳連峰を望んだ訳である

新たなる目的も見出せず
結局は吹上の湯へと向かいました
「とりあえず風呂行こうぜ、風呂!」
そんな感じですかね(笑)
裏画像、湯に浸かっているのはオレであるが
なんせ本日の吹上の湯も熱くて熱くて(汗)
どのくらい熱いかというと
「痛い」と表現したら伝わりますか?
数分で湯から逃げ出しましたが
もちろん全身真っ赤なのです(笑)

行き先を富良野と決めると同時に
昼食はここでと決めていた
ふらのチーズラーメンの店かりん
もちろんオーダーはチーズラーメンなのである

パノラマロード江花近くの畑ショット
干されていた小豆(?)と丘面に惹かれたのだが
少しだけ写り込んだ雲が秋らしかったりする

ジャケットにはインナー装備
オーバーパンツも履いて寒さ対策は万全
8時に自宅を出発し
確かに走っていると冷え冷えとしていましたが
決してそれは辛いほどのものではなく
むしろ時間の経過に伴う気温の上昇で
画像の深山峠辺りでは快適な状態となっていた
気が付けば遠くの山は白く雪化粧しており
あー、本当に秋なんだなと改めて実感
処によると本日は
見事に色付いた木々を観られる事でしょう
裏画像は愛車と共にケンである

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早くも目的を果たしてしまった二人
「これからどうする?」と
とりあえずはチーズ公園にあるチーズ工房へ
オレが画像を押さえている間
ケンは裏画像のように
オブジェと化してじっと待っていたりします(笑)
公園・工房内のケンの行動は こちら からです

こちらは中富良野の山の斜面にあった花畑
画像は何故か駐車場にて蹲踞するケンであり
裏画像は花の妖精のつもりなのか
薄気味悪いポーズに酔いしれるケン(笑)
そんな花々は こちら からです

ここは上富良野にあるパノラマロード江花
ここもライダーには有名な道なのだそうで
6月のジェットコースターの坂のような
格好良い画像が撮れるかと立ち寄りましたが
残念な事に
愛車を走らせて知り得る爽快感は表現出来ず
裏画像のケンの4往復は
水の泡と消えたのでした(笑)

本日の閑人はオレとケンだけであり
待ち合わせを道の駅とうまに9時としたが
そのままJR当麻駅に場所を移し
裏画像のように
二人寂しく気合を入れてみました(笑)

辺りはすっかり暗くなり
自宅までアバウト一時間の道の駅とうま
さて、小さく観える月を従えて
のんびりと帰る事にしますか・・・

画像・裏画像共に十勝岳連峰ショット
その後、オレ達は山を下り美瑛の街を抜けて
左手を振り上げながら
それぞれ別ルートを走り出します
男と女なら右と左に別れるところだろうが
残念な事に
オレ達の関係に愛という感情はないので
直進と左折でソロへと転じたのである(笑)

宿のフロントには
大きな犬が気持ち良さそうに昼寝をしていて
裏画像のように近付いても身動きもしない(笑)
正に悠々自適というやつだな

で、ケンにカメラを渡し
アングルを変えて今度はオレが走ります
先程よりは良いかなと思いますが
やはりジェットコースターの坂には敵いません
そして裏画像のように
オレも何度も往復した訳でありまして・・・

凌雲閣前
入浴料600円也
ここで、何かの番組の撮影中だったのだろう
あの高田延彦を偶然に観掛ける
ケンと二人すかさずカメラを取り出したのだが
数人のスタッフに囲まれた彼のガードは固く
残念な事にただただ傍観状態なのでした(笑)

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