2009年春近し

名寄へ越してきて間もなく22年
なんと21回目となる名寄の春がやって来る
確かディグリーに乗り始めて11年目であり
こいつも11回目の名寄の春を経験する事となる
思い起こせば
こいつがオレの元へやって来て以来
春一番ツーはいつもこいつが一緒であり
当然、秋の最終ツーの相棒も
こいつがいつもそつなく
その役割を果たしてくれていた
走行距離9万キロ越えのホンダディグリー
消耗を伴う交換部品以外の故障もなく
こいつとの旅はいつも快適だった訳だ

このDOHC単気筒エンジンは
その車体に収まった印象とは裏腹に
意外な程、実に簡単に上まで吹け上がり
オレは当時の250ccクラス4ストオフ車が全て
こういうものなんだとすっかり勘違いしていて
当たり前のように
ハイペース長距離ツーリングを楽しんでいた
そんな中、同じくディグリーに乗る友人と
東北ツーリングを楽しんでいた、とある夜
何気に新車にでも乗り換えようかなと
ふと嘯いたオレにその友人は
延々とディグリーの素晴らしさを語り続けたのである
無知だったオレが酒のせいでもなく
赤面のまま首を垂れたのは言うまでもない

随分とあちこちへ共に旅を楽しんだディグリー
語り尽くせない思い出の数だけ
こいつもオレも時を積み重ねてしまった訳で・・・
まずは今年も一緒に春一番ツーを楽しむかい?
相変わらず吹けの良いエンジンと
スッカスカのリアショック
電装品は丈夫な方なのか
そういえばあまりバルブ交換すら記憶にない
ツヤもなくキズ・サビだらけの車体は
歳のせいだから、致し方ないところだな
オレもお前も、もう若い娘には見向きもされまい・・・
そういう事だ(笑)
さあ来週辺り、そろそろ出動してみるかい!?

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