Weeping in the rain

ゴボゴボと音を立て噴き出す源泉は
90℃以上の湯温であり
もうもうと湯煙を上げる間欠泉に
二人は感嘆なまま見入ります
あっ!カメラを向けると振り返りました(裏)
川へと流れ込む源泉は
自然の調理器具と化す訳で・・・

珈琲はブラックしか飲まないオレなのだが
しかし、ココアは大好きであり
旅の合間によく飲むのがセイコマのココア
最初は腹が立つくらいに甘いと思っていたそれも
慣れてしまうとなかなか美味いもので・・・(笑)
よっしーと待ち合わせ後
画像は最初の休憩、ココアタイムである

クマはオレの命により
上士幌へとカッパのズボンを探しに走り
よっしーはオレからオーバーパンツを奪い取って
乾燥機へとジーンズを放り込みます
そして乾燥終了までオレ達は
ご覧の湯にのんびりと浸かり
湯上りのよっしーは裏画像のように至福な表情
で、クマはというと
この時点ですでに水没したそうで
大変良い湯だったとは
口が裂けても言えませんてば・・・(笑)

依然降り止まぬ雨
帰りは十勝ダム手前にある
東大雪湖のパーキングで休憩です
裏画像のアップでよっしーが真似ているのは
十勝ダムのキャラクター
「ためとくん」と「セセラちゃん」なのでありますが
画像に確認出来ますか?
くちばしの長い鳥が向かい合っているのが・・・
この時「もしかして、道に迷いましたか?」と
サファリを駆る方に声を掛けられたのですが
ここらで内地ライダーが
よく途方に暮れているそうです(笑)

先週も降る雨に休憩した糠平館観光ホテル
ビニールをまるでプレイの様に破り剥ぐと
よっしーのジーンズは
悲惨な状態になっていまして・・・
裏画像の通りでございます(笑)

よっしーシェルパのタンデムシートに跨り
いつもとは様違いの帰り道
流れる景色をぼんやり眺めて走るなんぞ
ライダーには有り得ない事ですからね
特段印象的だったのが
掴まるよっしーの肩が
意外に華奢だったという事
まあ、当たり前といえば当たり前なんですが
何とも感慨深い小一時間でした(笑)
画像は腹も減ったので
ラーメン喰おうぜと立ち寄った
和寒のラーメン都である

2時間後、やって来たのは旭川市内
本日メインの任務は
10年ほど乗り続けたディグリーを
会社の先輩に譲り渡す事
オレがディグと走った距離はアバウト8万キロ
随分とあちこちに行きました
確かに老朽化は否めないものの
いまなおエンジンは絶好調なのですが
諸事情により手放す事と相成りました(涙)
約20年ぶりだという
リターンライダー・リトルベアさん
まあ、大事にしてやって下さいな
とっても良い奴ですから・・・(握手)!

もちろんヌプンの湯にも浸かります
せっかくここまでやって来たのですから
たとえ雨だろうが湯に浸かります
ここの湯はとてもヌルヌルと気持ち良く
思わず「極楽、極楽」とは・・・言いません(笑)
「よっしーは入らんのか?」の問いに
「入りません!」と
きっぱり即答されたのは言うまでもないが
「クマは?」と問うと
「恥かしいから、や!」と
気味の悪いはにかみ笑顔は戯言である(笑)
ちなみに裏画像はボカシきれず、でも
片手だけで隠しきれているオレなのである(涙)

画像はクマがチョイスした牛丼で
裏画像は「美味しい!」と
レトルトカレーに温泉玉子をトッピングし
満足気に食べるよっしーであります
所詮レトルトカレーなのですが
本当に美味いんですってば(笑)!

雨に濡れていた愛車達は
もはや可哀想なくらいにドロドロであり
しかし、雨の林道ダートも意外に楽しいもので
滑るだの、汚れるだの文句は言いつつ
でも笑顔で辿り着いたヌプントムラウシ温泉
本日の昼食ネタと玉子とタオルをぶら下げ
裏画像の橋を歩いて渡ると
すぐそこにヌプンの湯があるのです(笑)

カッパにブーツカバーとビニール袋
それに防水グローヴ装着と
いわゆる完全なる雨対策なのだが
もはや笑ってしまうくらいに降り続ける雨だから
すでに三人とも水没状態であります(涙)
屈足のセイコマ着が、すでに2時近く
如何なものかと思案に暮れるが
えーい、敢行だと玉子なんぞを買い込みます
もはや帰宅が遅くなるのは必至であり
半ばやけくそ気味に十勝ダム休憩(笑)
裏画像は
クマが考えたダムポーズなのだそうだ(?)

やっと12時過ぎに再出発したオレ達
途中で「どんな塩梅だ?」と尋ねると
「カッパって偉大なんですね(笑)」とよっしー
「然別湖って初めてですー!」と
幌鹿峠のタイトなコーナーもなんのその
クマとよっしー、然別ポーズである

画像はクマと合流した上川アイスパビリオン
これから気合たっぷり走るつもりです(笑)
裏画像は大雪湖そばでの休憩ショット
この時点で降雨はほとんどなく
最も快適だった頃なのである(涙)

オレ達が頼んだのは
ご覧の醤油ラーメン550円也
味はというと、とてもあっさりしていて美味であり
腹も減っていたので
大盛でも良かったみたいです(笑)
裏画像は平日の夜なのに賑わう店内で
この日のカウンターの平均年齢は高く(笑)
そして小上がりは大小の宴会で盛り上がっており
こんな時間にカッパを身に纏ったオレ達は
十分に異な存在だった訳です(笑)
さあ、夜も遅いしぼちぼち走り出すかい?
また今度走ろうや、よっしー!?

脱衣のための小屋から
ふとオレ達を待ち続けている愛車達へと
目線を向けます
復路はあんなに降らなきゃ良いのだが・・・
裏画像は帰り道に見掛けた
川を渡すように倒れていた木であるが
もしかして、キツネや狸が
橋代わりに重宝していたりしてな(笑)

もう10分も走ると
三国峠の駐車場だという距離で
いよいよ本格的に雨が降り出しました
国道沿いのパーキングに滑り込み
「カッパ着るべ」と二人を促した数秒後
「あーっ!?」とセクシーに叫ぶよっしー
「あのー、カッパのズボン忘れましたー!」
いやいや、よっしーよ
愛嬌振り撒いたって、どうにもならんから(笑)
画像はとりあえずビニールを巻き付けたよっしーで
裏は、やっと糠平に辿り着いたものの
「あ゛ー」と頭を抱えるよっしーなのである

戻る

ますます激しくなる雨に
もはや水没しきっているオレ達
カッパの下のジャケットも
いつの間にかしっかりと雨に濡れ
そして防水グローヴまで
もはやその機能を完全に放棄しています(涙)
画像は視界まで確保出来なくなり
泣きたくなってきた狩勝峠であり
裏はやっと雨が上がった山部のセイコマで
やっとよっしーも元気を取り戻しました(笑)

無事にオレ達はダートを走り終えました
クマは
CBがいかにダートに向かないかを語り
オレは「よっしー、速くなったな!」と感心し
「ドロドロだけど、楽しかったー!」と
よっしーは大満足
裏画像は「ゴミは持ち帰りましょうね!」の
クマショットである(笑)

そこへ本日の食材を浸します
カレー2個に牛丼一つ
もちろん持参のネットに玉子を入れて
温泉玉子も忘れませんって(裏)

ここ曙橋から15キロダートのが始まります
だから「目指せ、ヌプントムラウシ温泉!」と
気合を込めるオレとよっしー
裏画像はダート走行途中の休憩ショットである

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