スローライフな島へ

「次の休みは何処へ行くんですか?」
数人の仲間から届いたメールに
「今回は一人旅を楽しみます
みんなも一人旅なり集うなり旅を楽しんでくれ」と
予想外のソロツーリング宣言の返信メール(笑)
再び届いた「了解」のメールに交じり
「一人旅・・・どうやって?」とかおりんからのメール
なるほど、そりゃそうだな
かおりんはタンデムライダーだもんなー(笑)
「かおりんも天売島へ行くか?朝早いけどな」
見事、集合場所の士別に6時前に現れたかおりん
こうして本日、一台二人旅が始まった

そしてオレ達は更に時間を持て余します
フェリー乗り場待合室で
漫画本を読んでいたかおりん
オレもダラダラと時間をやり過ごしていましたが
暇で捲った観光パンフの中に発見しました(笑)
「あっ、すぐそばに海水浴場あるわ!」と
ご覧のショット
オレは岩に腰掛け海を観ていましたが
冷たくて気持ち良かったそうです
今日は本当に暑かったからな・・・

穏やかな海をひたすら突き進むフェリー
気が付けば餌を期待しているのか
ウミネコが何時までもフェリーに従いついて来ます
いつもと様変わりのツーリング
やはり
たまにはこんなのも良いものだなと感じつつ
もっとフェリー料金が安ければなーと
おいちゃん、しつこく思っておりました(笑)

遠ざかっていく羽幌の街を船上から眺め
まずは小さな船内を探検します
かおりんが指差しているのは
マジで作られたのだろう広告チラシで
捉えようによると
それはまるで育毛剤とかの広告キャッチ
道外の人だったなら
「ぞうもう・ほうふ」と読みそうだからね(笑)
しかも「乗り放題」ではなく
「伸び放題」ならヒット商品間違いなし(笑)
裏画像をどうぞ

島をのんびり二周もしましたが
さすがに三周目は有り得ません(笑)
土産でも買おうかと
やはりフェリー乗り場裏手にある土産屋
天売観光売店へ立ち寄ります
これも詳しくは こちら から

場所を少し変え
引き続き、海に浮かぶ焼尻島を眺めてみます
裏画像ショットは道路に座り込んで
海を眺めるかおりんであり
この島を国だとしたなら
この道は間違いなく国道で
そんな国道を塞ぐようにセローを停めて
ぼんやりと国道に座り込んだとしても
車も人もやって来る事は全くなく
天売の午後はゆっくり静かに過ぎていくのです

道端に何気に咲いていたエゾカンゾウ
ろくに花の名も知らんオレなのだが
これは自信たっぷりにエゾカンゾウ
ガキの頃のサロベツ原野には
これでもかというくらい咲き誇っていたからね
裏画像は緩く下り続ける道の向こうに観えた
焼尻島ショットである

そして食後に再び走り出し
セローを停めてカメラを取り出すと
元気を取り戻したかおりん
ご覧のポーズに表情である(笑)

画像がオレが食べた
うに・いくら丼1600円也
裏画像がかおりん食
まぐろづけ850円也である
少しづつ分け合って食べてみたが
いずれも美味しく大満足(笑)

でも腹が減っていたのは本当の話で
復路のフェリーまでたっぷり時間もあるし
食後にもう一周しようかとランチタイム突入
フェリー乗り場(街?)まで戻り
本日はめし処てうり亭で昼食です

千鳥ヶ浦園地
すぐそばに海鳥観察舎があるのだが
この画像を撮り終え
走り出そうとかおりんを振り返ると
裏画像のようにうな垂れています
何をイジけているのだろうと尋ねると
単に腹が減ったんだそうです(涙)
いや、実はこのショットもヤラセなんですがね(笑)

羽幌を出航してアバウト1時間30分
やっと天売島到着です
波に揺れると船酔いするオレと
乗船すると思っただけで酔うかおりん
酔い止め薬630円也は偉大なもので
無事笑顔にてフェリーから降り立った訳です(笑)
ちなみにこの画像
シャッターを押してくれたのが
駐在所のお巡りさんで
フェリーがやって来る度に
荷物の積み下ろし等見守っているみたいです

船倉へと進入し所定の場所にセローを留めます
そして輪止めとロープにて倒れないよう固定
もちろん傷が付かないように毛布に包まれます
この航路、乗船手続き等はえらく簡単で
セローの積み込み手続きも
裏画像の次第、至極簡単で
自分で記入する必要もありません(笑)

画像は
オレ達を天売島へと運ぶフェリーおろろん2
近距離のフェリーは意外と料金が割高であり
そしてそれ以上にセローの運搬料金は高いのです
それはきっと経営上致し方ない事で
分かってはいるのですが
でも、やはり悲しいものなのです(涙)
そんな金銭的な痛手も忘れ
裏画像は初めてのフェリーツーリングに
嬉しそうなかおりんなのである(笑)

戻る

フェリー乗り場から走り出して2分後
まず立ち寄ったのがここ「海の宇宙館」
入館料300円
シーズン券と記載されていましたが
裏画像のそれがほぼ内部全貌(汗)
果たして本日二度目があるものなのか・・・

フェリーは一旦
焼尻島へと寄航し
10分後に天売島を目指します

上の画像は
霧に包まれた風連〜士別間を走ったセロー
すっかり濡れている訳なのです
早朝がこんなに酷い霧ですから
きっと日中は暑くなるんだと確信していました
実際、霧立峠を下りた辺りから青空が広がり
海開き前の羽幌サンセットビーチに広がる空も
間違いなく夏間際の青空なのでありました(笑)

ここは羽幌にあるラーメンの華月
何台も車が駐車場に停まっていたので
勢いで立ち寄ってみました
珍しくかおりんが
「ラーメン食べたい」と言うものだから(笑)
さて、暗くなる前に峠を越えるとするかい?
気合入れて走らなきゃな
事故らず捕まらず無事家へ帰りましょ
それが次の旅の始まりなのだから・・・

オレも4時半起きだったが
かおりんもやはり4時半起きだったらしく
共に帰りのフェリー2等室内
乗り込んだ途端に爆睡体勢
しかも、貸切状態で出航した筈なのに
羽幌へ着いた時には10人程に増えていました
どうやら焼尻で乗り込んで来た人々に
全く気付かないまま
完全に寝ていたらしいのです(笑)
画像はフェリー乗り場から直行し食した
味噌ラーメン680円也と
醤油ラーメン大盛680円也である

海辺に咲いていた花を覗き込み
「これはアサガオなのか・・・」と悩みます
時は最も午後らしい時刻
「たしか夕顔っていうのもあったよなー
でもつるも無いし・・・分からんわ!
さあ、そろそろ戻るとするかい?」
裏はかおりん「帰るぞー!」ショットである

画像・裏画像共に赤岩でのショット
天売島らしい(と勝手に思っている)画像なんかは
こちら から観てみて下さい

海の宇宙館を出て
赤岩を目指します
といっても一周僅か十数キロの島
急いで走っても仕方ありません
トコトコとセローを走らせてです(笑)
で、そんなのんびりツーリングの中
ふと道路脇の立て看板に目をやると
「マムシ注意」の五文字発見!
写真を撮るためにセローを停め
「あ゛ーっ、マムシだー!」と叫ぶと裏画像(笑)
いや、このショットはヤラセなんですがね

inserted by FC2 system