最近は・・・こんな感じです   その4

当てもなく歌志内へ。日本一小さな市である。
閉山になった炭鉱を見て歩くつもりだったが、
なんとなく気が乗らないので、
さっさと帰ることにした。
機会があれば、
歌志内にある「ゆめつむぎ」へ行ってみると良い。
なかなか見所の多い歴史館となっている。
昔話のガリ版なども売っているが、
婆さんがボソボソと語るような昔話も、
暇つぶしにはなる。
炭鉱が栄えていた頃を思い浮かばせる
お偉方の別荘みたいな建物もすぐそばにあり、
無料で見学できるようになっている。
妙に熱心な管理人が
親切に案内してくれるはずだ。
帰る途中に滝川のまるかつに寄った。
普通の立ち食い蕎麦屋である。
味もボリュームも普通であるが、
230円なのである・・・。
掛けも月見も天ぷらもかしわもカレーも・・・
230円なのである。

9月初旬

最近は休みと天気に恵まれない。
タイミング良く休める時には雨が降り、
前日の天気予報に恵まれると仕事が入る。
シーズンも間もなく終わってしまうというのに、
口惜しいが都合良く事は運ばない。

夕べは急な飲み会があった。
そして今、やっと目覚めたオレなのだが、
酷い二日酔いのお土産をぶら下げていた。
でも数年前なら、すぐに走り出しているはずだ。
明らかに旅心が、
アルコールに勝っていたはずだから・・・。
結局、この日もダメだった。
最悪なことに、
走り出しても全く気持ちが付いて来なかった。
今すぐにも降り出しそうな、
この曇り空のせいにする事も、
その日のオレには面倒だったのだろう。

行くあてもなく、
美瑛から吹き上げ温泉へと駆け上がる。
そこは相変わらず賑やかな熱い湯。
・・・湯に浸かり、とっとと帰りました。
帰り道のワンショットです。
写真の通り塩狩峠とは、
天塩国と石狩国との境の峠。
石狩国と北見国の境が石北峠、
石狩国と十勝国の境が狩勝峠、
日高国と十勝国との境が日勝峠。
国境の峠はそんな名ばかりなのです。
・・・すみません、常識ですね。

9月下旬

久々に天気予報には恵まれた。
明日も夕方までは時間があるので、
泊まりのツーリングといきたい所だが、
走りたいのは林道で、
必然的に目的は野湯となってしまう。
しかし残念な事に、
しばらく放置したままのX4が気になるので、
まずは近間でもとX4で走り出した。
例の台風でカバーが捲れ、
ドロドロだったりするのだ。
車庫・・・とっても欲しいです。

9月下旬その2

西風連からR275へ抜け、
やがてR239へ乗り換えて羽幌へ向かう。
目的は特にない。
「吉里吉里」にでも寄ろうかと思っている。
霧立峠を越えると、
予報どおりに青空が広がった。
その綺麗に広がった青空に、
まるで吸い込まれるかのように、
アクセルを握る右手に力が込められる。
久々にX4に乗ったから・・・?
そんな作用ではないはずなのだが、
たぶん何時もより速い速度で、
コーナーを何度も抜けていたのだろう。
たぶん何時もより、
車体は随分と傾いていたのだろう。
ダメだダメだ、オレには全然似合わない。
走りながら無意識にそう感じていた。
いつも事故と隣り合わせで、
そしていつも死と背中合わせのツーリング。
ライダーなら誰でも、
肌で感じて理解しているはずだ。
刹那な快楽や悦楽・・・、
それらはオレにとって、
来年のツーリングと引き換える価値など無い。
・・・全く無い。
青空から少し遠ざかるように、
ちょっとだけ右手の力を抜いてやる。
気が付けば、
流れる景色が心地良く思えていた。

羽幌の手前で風車を眺め、
フェリー乗り場で青森行きを思い出す。
今年も天売・焼尻へは行けなかった。
足を伸ばした初山別みさき公園。
今度は緑の芝で昼寝をしてやる。
おにぎりとお茶持参の昼寝ツーリング。
芝生越しに海を眺めて、そう決めた。
帰り道で畑越しに風車を撮ってみる。
これって・・・北海道らしい?
やりすぎじゃない!?
原発よりはマシなのだろうけど・・・。
誕生日にショートな旅なのでした。

西達布の五右衛門風呂。
今年はどうかと寄ってみると、
ご覧のように冬に備えてか取り壊されていました。
もしかしたら先日の台風で、
被害に合ったのかも知れない。
どうあれ、クローズとなっていた。
が、クローズということはオープンしていたのだ。
何より・・・何より。
休憩小屋も健在で、
なんと焼肉スペースが出来ていました。
来年また寄ってやるゾ!!

9月下旬その3

新得から道々・町道・農道を走り、
年々短くなるダートを走って然別キャンプ場へ。
川沿いの野湯は貸し切り状態で、
この時期は熊が怖いので、
入る事無くさっさと退散してしまいました。
キャンプ場内の鹿の湯も、
台風の影響なのか立ち入り禁止。
菅野温泉は経営者が代わって以来、
オレ的には不人気で・・・
ダートを戻り糠平へと向かいました。

然別湖手前の駒止湖。
実際もうちょっと綺麗なのですが・・・。
オートバイを写しこむアングルに、
正直無理はあるのです。
いえ、かなり無理なのです。
すみません、勉強します!精進あるのみ!!!です。

糠平で温泉玉子を買い損ね、
お馴染みの鹿の谷へ向かいました。
昼飯を食べるくらいのお金はあるのですが、
目当ての温泉玉子を食べ損ね、昼抜きです。
トホホの気分なので、
心身ともにトホホでツーリングを続けます。
自分でも、よう意味分かりませんが・・・。

鹿の谷は四種類の
源泉が湧き出ていて、
ナトリューム泉・
鉄鉱泉・
カルシューム泉・
そして露天の硫黄泉。
ご覧のように混浴で、
その昔は随分と
賑わっていたのですが
・・・残念です。

帰り道、三国峠辺りの紅葉です。
これも実際は、もう少し綺麗だったと思います。
アングルも構図も色合いも・・・
写真って本当に難しいですね・・・。
出来れば、せめて水野晴郎風に読んで下さい。
止めは何時ものように、
上川のよし乃で味噌ラーメンを食べました。
大盛りをしっかりとスープまで飲み干して・・・
ああー、また不健康になるー!!!!!

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